【新潟旅行】知られざる名所、粟島
新潟県といえば美味しいお米に、美味しいお米。更に美味しいお米が食べられるお米大国。
そんな観光地の無い新潟県だが、実は粟島と言う隠れた名所があることをご存知だろうか。
新潟の島と言えば佐渡島だが、実はもう一つ、新潟県には島がある。
それが、粟島だ。
粟島とは
新潟県北部の日本海に浮かぶ小さな島。正確には岩船郡に属する「粟島浦村」という。
周囲23km程の小さな島で、人が住んでいる地域は主に2つ。東海岸に位置する内浦地区と西海岸に位置する釜谷地区だ。
村上市にある岩船港からフェリーで約1時間半(普通船の場合)。料金は大人1名¥1,880。
サイクリングやバードウォッチング、釣りにキャンプとアウトドアの隠れた名所でもある。
そんな粟島に旅行で訪れたレポートを書いていく。
1.フェリーで一杯
粟島へは、島民以外は車を持って行くことはできないので、岩船港に車を駐めてフェリーに乗ることになる。運転する心配はないのでフェリー内にある自動販売機でビールを購入し、風を浴びながら一杯。
もはやこれが一番良かったのではないかという程最高な気分だった。
あと、自販機に売っていたレッドアイが美味い。
2.とりあえず散歩
とにかくノープランで行ったのでついて早々やることがなく、散歩をすることに。
いい天気だし、のどかだし、酒を飲みながらブラつくと日常の疲れを忘れることができた。
とにかく、酒も入ってマジで最高な気分だった。
3.宿探し
実は、粟島には旅館がたくさんある。ほとんどの家が旅館や民宿と言っても過言ではない。どうやら、漁師と旅館を兼業でやっている家庭が多いようだ。
まあ、旅行客も少ないし宿には困らないだろうと思い、何も決めずに島に来たので、散歩ついでに宿を探すことに。
歩いていると目に留まったのはゲストハウス「おむすびのいえ」
この島で唯一のゲストハウスで、島外から移住して来た女性が一人で営んでいるようだ。
中もかなり良い雰囲気で、時間を忘れてぼーっとしていられる。
オーナーもかなり気さくな方で、色々な話を聞くことができた。
また、夜になると他の宿泊客とお酒を飲んだり、
いい思い出になった。
また、近くに居酒屋があったのでゲストハウスでお酒を飲んだ後に移動し、再度乾杯。
とにかく、島の方々はいい人ばっかりで、気さくに話してくれる方ばかりだった。
4.海が死ぬほど綺麗
言わずもがな、死ぬほど綺麗な景色が見れる。
レンタル自転車を借りて島を一周しようとしたが、坂がきつすぎたのと昼前に既に酔っ払っていたため、4分の1にも満たない程度で断念。しかし、景色の良い展望台までは行くことができたので満足だ。
島の反対側へは、バスが出ているのでそれを利用した。
島を歩いていると、おばあちゃんに突然話しかけられ、暇だからお茶でも飲んで言ってくれと言われた。おばあちゃんから色んな話を聞きつつお茶を飲んでいると、気づいたら1時間以上経過していた。まさか初対面のおばあちゃんの家でこんなにくつろぐとは。
そんなこんなで、狭い島ではあるがあっという間に2日間が過ぎてしまった。
のんびりしているとあっという間に時間が過ぎてしまう。都会のようにお金を使う遊び場が無くても、こんなに幸せな気持ちになれるのだということを知った。
今までに行ったどんな観光名所よりも最高な気分を味わえる場所だった。